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Monday, 14 July 2014
Friday, 11 July 2014
not our hurricane but your
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Friday, 4 July 2014
Yosa Buson autumn kigo haiku for Merwin translations in Japanese kanji and kana
Here are the autumn kigo haiku of Yosa Buson such as index against the W.S. Merwin translations from Copper Canyon Press.
458 秋來ぬと合點させたる嚔かな
459 秋たつや何におどろく陰陽師
460 貧乏に追つかれけりけさの秋
461 秋立や素湯香しき施藥院
462 初秋や餘所の灯見ゆる宵のほど
463 とうろうを三たびかゝげぬ露ながら
464 高燈籠滅なんとするあまたゝび
465 梶の葉を朗詠集のしほり哉
466 戀さま%\願の糸も白きより
467 つと入やしる人に逢ふ拍子ぬけ
468 あぢきなや蚊屋の裙蹈魂祭
469 魂棚をほどけばもとの座敷哉
470 大文字やあふみの空もたゞならね
471 相阿彌の宵寢起すや大文字
472 攝待にきせるわすれて西へ行
473 四五人に月落かゝるおどり哉
474 ひたと犬の啼町越へて躍かな
475 萍のさそひ合せておどり哉
476 いな妻や八丈かけてきくた摺
477 いな妻の一網うつやいせのうみ
478 いなづまや堅田泊リの宵の空
479 稲妻にこぼるゝ音や竹の露
480 日ごろ中よくて耻あるすまひ哉
481 飛入の力者あやしき角力かな
482 夕露や伏見の角力ちり%\に
483 負まじき角力を寢ものがたり哉
484 遊行柳のもとにて
485 小狐の何にむせけむ小萩はら
486 薄見つ萩やなからむ此ほとり
487 山は暮て野は黄昏の薄哉
488 女郎花そも莖ながら花ながら
489 里人はさともおもはじをみなへし
490 秋ふたつうきをますほの薄哉
491 茨老すゝき痩萩おぼつかな
492 猪の露折かけてをみなへし
493 白萩を春わかちとるちぎり哉
494 垣ね潜る薄ひともと眞蘇枋なる
495 きちかうも見ゆる花屋が持佛堂
496 朝がほや一輪深き淵のいろ
497 朝貌や手拭のはしの藍をかこつ
498 夜の蘭香にかくれてや花白し
499 蘭夕狐のくれし奇楠を炷かむ
500 花すゝきひと夜はなびけ武藏坊
501 しら露やさつ男の胸毛ぬるゝほど
502 ものゝふの露はらひ行弰かな
503 立去ル事一里眉毛に秋の峰寒し
504 白露や茨の刺にひとつづゝ
505 狩倉の露におもたきうつぼ哉
506 市人の物うちかたる露の中
507 身にしむや横川のきぬをすます時
508 身にしむや亡妻の櫛を閨に踏
509 朝露やまだ霜しらぬ髪の落
510 葛の葉のうらみ貌なる細雨哉
511 朝貌にうすきゆかりの木槿哉
512 朝霧や村千軒の市の音
513 朝霧や杭打音丁々たり
514 もの焚て花火に遠きかゝり舟
515 花火せよ淀の御茶屋の夕月夜
516 八朔や扨明日よりは二日月
517 初汐に追れてのぼる小魚哉
518 水一筋月よりうつす桂河
519 虫賣のかごとがましき朝寢哉
520 むし啼や河内通ひの小でうちん
521 みのむしや秋ひだるしと鳴なめり
522 蠧て下葉ゆかしきたばこ哉
523 小百姓[uzura ]を取老となりにけり
524 鬼灯や清原の女が生寫し
525 日は斜關屋の鎗にとんぼかな
526 中ゝにひとりあればぞ月を友
527 名月にゑのころ捨る下部哉
528 身の闇の頭巾も通る月見かな
529 月天心貧しき町を通りけり
530 月今宵松にかへたるやどり哉
531 名月や雨を溜たる池のうへ
532 名月やうさぎのわたる諏訪の海
533 旅人よ笠嶋かたれ雨の月
534 月今宵あるじの翁舞出よ
535 仲丸の魂祭せむけふの月
536 名月や夜は人住ぬ峰の茶屋
537 山の端や海を離るゝ月も今
538 庵の月主をとへば芋掘に
539 かつまたの池は闇也けふの月
540 月見ればなみだに碎く千々の玉
541 花守は野守に劣るけふの月
542 名月や神泉苑の魚躍る
543 一行の鴈や端山に月を印す
544 紀の路にも下りず夜を行鴈ひとつ
545 雨の鹿戀に朽ぬは角ばかり
546 鹿寒し角も身に添ふ枯本哉
547 鹿啼てはゝその木末あれにけり
548 菜畠の霜夜は早し鹿の聲
549 三度啼て聞へずなりぬ鹿の聲
550 鹿ながら山影門に入日哉
551 鹿の聲小坊主に角なかりけり
552 折あしく門こそ叩け鹿の聲
553 去年より又さびしひぞ秋の暮
554 父母のことのみおもふ秋のくれ
555 あちらむきに鴫も立たり秋の暮
556 我がてに我をまねくや秋の暮
557 門を出れば我も行人秋のくれ
558 弓取に哥とはれけり秋の暮
559 淋し身に杖わすれたり秋の暮
560 木曾路行ていざとしよらん秋ひとり
561 かなしさや釣の糸吹あきの風
562 秋の風書むしばまず成にけり
563 金屏の羅は誰カあきのかぜ
564 秋風や干魚かけたる濱庇
565 去來去移竹移りぬいく秋ぞ
566 順禮の目鼻書ゆくふくべ哉
567 腹の中へ齒はぬけけらし種ふくべ
568 あだ花にかゝる耻なし種ふくべ
569 人の世に尻を居へたるふくべ哉
570 我足にかうべぬかるゝ案山子哉
571 御所柿にたのまれ貌のかゞし哉
572 姓名は何子か號は案山子哉
573 三輪の田に頭巾着て居るかゞしかな
574 山陰や誰呼子鳥引板の音
575 秋かぜのうごかして行案山子哉
576 水落て細脛高きかゞし哉
577 故郷や酒はあしくとそばの花
578 宮城野ゝ萩更科の蕎麥にいづれ
579 道のべや手よりこぼれて蕎麥花
580 落る日のくゝりて染る蕎麥の莖
581 黒谷の隣はしろしそばのはな
582 なつかしきしをにがもとの野菊哉
583 綿つみやたばこの花を見て休む
584 三徑の十歩に盡て蓼の花
585 甲斐がねや穗蓼の上を鹽車
586 沙魚釣の小舟漕なる窓の前
587 百日の鯉切尽て鱸かな
588 釣上し鱸の巨口玉や吐
589 水かれゝ蓼歟あらぬ歟蕎麥歟否歟
590 小鳥來る音うれしさよ板びさし
591 此森もとかく過けり鵙おとし
592 山雀や榧の老木に寢にもどる
593 たつ鴫に眠る鴫ありふた法師
594 鴫立て秋天ひきゝながめ哉
595 わたり鳥こゝをせにせん寺林
596 わたり鳥雲の機手のにしき哉
597 瀬田降て志賀の夕日や江鮭
598 駒迎ことにゆゝしや額白
599 秋の暮辻の地藏に油さす
600 秋の燈やゆかしき奈良の道具市
601 追剥を弟子に剃けり秋の旅
602 秋雨や水底の草を蹈わたる
603 おのが身の闇より吼て夜半の秋
604 甲賀衆のしのびの賭や夜半の秋
605 枕上秋の夜を守る刀かな
606 身の秋や今宵をしのぶ翌もあり
607 小路行ばちかく聞ゆるきぬた哉
608 うき人に手をうたれたる砧かな
609 遠近をちこちとうつきぬた哉
610 うき我に砧うて今は又止ミね
611 石を打狐守夜のきぬた哉
612 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉
613 門前の老婆子薪貪る野分かな
614 梺なる我蕎麥存す野分哉
615 市人のよべ問かはすのはきかな
616 客僧の二階下り來る野分哉
617 秋寒し藤太が鏑ひゞく時
618 角文字のいざ月もよし牛祭
619 うら枯やからきめ見つる漆の樹
620 物書に葉うらにめづる芭蕉哉
621 稻かけて風もひかさじ老の松
622 水かれて池のひづみや後の月
623 山茶花の木間見せけり後の月
624 泊る氣でひとり來ませり十三夜
625 十月の今宵はしぐれ後の月
626 唐人よ此花過てのちの月
627 日でりどし伏水の小菊もらひけり
628 きくの露受て硯のいのち哉
629 いでさらば投壺まいらせん菊の花
630 白菊や呉山の雪を笠の下
631 手燭して色失へる黄菊哉
632 村百戸菊なき門も見へぬ哉
633 あさましき桃の落葉よ菊畠
634 菊作り汝は菊の奴かな
635 西行の夜具も出て有紅葉哉
636 ひつぢ田に紅葉ちりかゝる夕日かな
637 谷水の盡てこがるゝもみぢ哉
638 よらで過る藤澤寺のもみぢ哉
639 むら紅葉會津商人なつかしき
640 笛の音に波もより來る須磨の秋
641 雨乞の小町が果やをとし水
642 村ゝの寢ごゝろ更ぬ落し水
643 毛見の衆の舟さし下せ最上川
644 新米の坂田は早しもがみ河
645 落穗拾ひ日あたる方へあゆみ行
646 猿どのゝ夜寒訪ゆく兎かな
647 壁隣ものごとつかす夜さむ哉
648 缺ゝて月もなくなる夜寒哉
649 起て居てもう寢たといふ夜寒哉
650 夜を寒み小冠者臥たり北枕
651 長き夜や通夜の連哥のこぼれ月
652 山鳥の枝踏かゆる夜長哉
653 子鼠のちゝよと啼や夜半の秋
654 秋風や酒肆に詩うたふ漁者樵者
655 秋はものゝそばの不作もなつかしき
656 丸盆の椎にむかしの音聞む
657 椎拾ふ横河の兒のいとま哉
658 餉にからき涙やとうがらし
659 俵して藏め蓄へぬ番椒
660 折くるゝ心こぼさじ梅もどき
661 梅もどき折や念珠をかけながら
662 にしき木を立ぬ垣根や番椒
663 稚子の寺なつかしむいてう哉
664 茸狩や頭を擧れば峰の月
665 茯苓は伏かくれ松露はあらはれぬ
666 うれしさの箕にあまりたるむかご哉
667 鬼貫や新酒の中の貧に處ム
668 栗備ふ惠心の作の彌陀佛
669 にしき木は吹たふされて鶏頭花
670 くれの秋有職の人は宿に在す
671 いさゝかなをいめ乞れぬ暮の秋
672 行秋やよき衣きたる掛リ人
673 跡かくす師の行方や暮の秋
674 冬ちかし時雨の雲もこゝよりぞ
The haiku above correspond to those found in the Japanese text of haikushuu for Buson.
See my previous post for a hiragana first line index to the Merwin autumn haiku translations.
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